小学生の頃から疑問に思っていた赤い羽根共同募金の募金者に配られる赤い羽根。
何の意味があるのか?
違和感があったのは、羽根の色が赤かったこと。
募金の証として配るため、鳥の羽を赤く染め上げるとはけしからん!
鳥もいい迷惑だ。そう思っていた。
募金した記憶がないのに、教室で赤い羽根が配られる。皆胸に赤い羽根をこれ見よがしにつけていた。
当時、赤い羽根のつけ根には針がついていた。
わたしは友達と赤い羽根をダーツみたいに投げっこして遊んだ。
ダーツの的はお互いの体である。たまに赤い羽根が頭をかすめた。今思えば危険な遊びだった。
針の役割は、衣服に赤い羽根を止めておくためだ。
そのうち針は危険だ!とPTAが叫び出したのか知らないが、テープで赤い羽根をつけるタイプに変化した。
赤い羽根も今やなくなり、募金者には赤い羽根の代わりに寄付済証が配られるようだ。
まあ、ただの紙切れだ。
ところで寄付済証という名称は気持ち悪い。かつての玄関に貼られたNHK受信章と同じ匂いを感じる。
募金はあしながおじさんみたいにひそやかにかっこ良くして欲しいものだ。
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