学生等と話をしていると、学校に明確な目的を持って来ている人と大した目的を持たずに来ている人がいることに気づく。
目的が明確で「将来、自分はこうなりたいんです!」などと面と向かって言われると、この学生のお父さん、お母さんはさぞかしちゃんとした教育をしなすったのだろうと考えてしまう。
反対に「自分は将来何になりたいのか良く分かりません」などと言う学生に会うと、わたしなどは親近感を憶えてしまう。そうじゃろう、そうじゃろう、と。
自信を持って自分の目的や目標は「○○だ!」と言える人はしっかりとした人だと思う。
わたしはひねくれ者だから裏を読む。
他人に対しては自分の持つ目標を明確に伝えはするけれども、一人になると本当にこれでいいのだろうか、と年中悩む人も中には存在するのでは?
目的を持つ持たないに関わらず、同じ学校に進学してきている学生を想う。
なんだか将来のことよく分からないけど、進学という行動を起こした。行動を起こすと自分の周りが変わって行く。景色が変わっていく。
何もしない人よりも、何か行動を起こした人は正解なんじゃないかと思う。
コメント
悩んで行動できない人が偉くないかと言ったらそうではないと思う。
悩むこと自体が人間の証であり、他人を思いやれる人間になる第一歩であるから。
管理人です。
わたしは先生という仕事をしていますが、こうしたコメントがわたしにとっては先生だと思いました。
「悩むこと自体が人間の証であり、他人を思いやれる人間になる第一歩であるから。」
この言葉ありがたく頂戴します。
読んでいただきありがとうございました。