画像投稿サイトとして古くからあるPixivが運営するVroidというプラットフォームが面白い。
こんな感じのサイトである。サイトURL https://vroid.com/
Vroidの主旨はこちらに書いてあるが、わたしとしては、「皆さん、気軽に3Dキャラで遊びましょうよ」と受け取らせていただいた。
そして大事な点だが、商用利用や自分のサイトまたはゲームなどに登場させることができるのか?という点。
こちらに書いてあるが、基本的にOK。初音ミクのように二次創作を前提として考えられているようだ。
Vroidはいくつかに分けられていて、パソコンを使って3Dキャラを作ったり公開したりできる「Vroid Studio」
スマホで気軽に3Dキャラを作成し撮影・公開ができる「Vroidモバイル」
作ったキャラクタの公開の場「Vroid Hub」(画像はクリスマス特集)
その他、開発者向けの「Vroid SDK」などもあるが、わたしが一番簡単で面白そうだと感じたのは「Vroidモバイル」キャラクタの着せ替えなども簡単にできて専用のカメラで作ったキャラクタを使った雰囲気のある写真が撮れる。しかもこの「アバターカメラ」という機能、作った3Dキャラを現実世界に投影できるポケモンGo的な撮影が可能だ。
実際にパソコン版「Vroid Studio」で作った3Dキャラ
わたしも新しいもの好きなので早速Vroid Studioをパソコンにダウンロードして使ってみた。
男性キャラKaito
女性キャラRumika
そして最後に一番最初に作ったキャラSaki(妖怪みたいになってしまった!でも面白い!)
かなり大人でも楽しめた。色々といじっている時が面白いですねこれ。
撮影機能で保存されるキャラの画像はPNG形式。適当な背景と合成させるとすぐに面白い写真が出来そうだ。
Vroid Hubも盛んに投稿されているようだ。
使ってみて気づいた点
使ってみて気づいたのだが、「Vroid Studio」は、Unityという有名なゲーム制作の開発環境で作られていた。「Vroid Studio」は、ダウンロードしたものを解凍するとインストールせずに使えるため、ある意味Vroid StudioをUSBメモリに入れて持ち運びが出来る。これは便利だ。ちょっとしたデモンストレーションやわたしが仕事上よく依頼される模擬授業などにも使えそうだ。
3Dキャラたちの未来
こうした3Dキャラが手軽に一般庶民でも扱えるようになっている、という現状は分かった。
今はアニメーションの種類やパーツの種類が少ないが、今後は誰かが作ったアニメーションやパーツや服装などが増えてくるだろう。
当然Google PlayやiTunesストアなどのようにそうした3Dキャラ専用のデータが売り買いできる形になるはず。これを使ってわたしを含めた一般人が自分だけで楽しむはずもなく、次は一般の人が3Dキャラが登場するちょっとした映画のような多くの人が楽しめる作品を作るようになってくるに違いない。きっとくだらない作品から素晴らしい作品まで、こうした3Dキャラを使った作品の数々が近い将来見ることが出来るようになるだろう。(その時、わたしはくだらない側の作品を作っているはず)
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