「狩る」という言葉を辞書で引くと
とある。
よく「リンゴ狩り」や「いちご狩り」と称して果物を木から直接取ったりするが、この場合の「狩り」に対しては辞書に当てはまるものが無い。
リンゴやいちごは罪人ではないし、鑑賞するために取りに行くわけではない。
あくまで食べるために取る。
きっと紅葉狩りなどから派生して、リンゴ園やいちご園の農家が商売の為に考えた言葉に違いない。
「古書狩り」というタイトルの小説が存在する。
辞書の意味に当てはめると「古書を追いかけて捕らえる」が近いだろうか。
なんとなく古書マニアが本を追いかけるイメージがわいてくる。
本来交わらない言葉同士を組み合わせてみると、新しい言葉が誕生する。
人が言葉を作るのだ。
自分はどんな言葉を作ってきただろうか。
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