時間を掛けないとできないこと

世の中には、「時間を掛けないとできないこと」というものが多くあって、効率よく出来るようになれれば、それにこしたことはないのだが、そうもいかないものだ。

自分自身のやってきたことを考えてみるに、端から見れば決して効率よくやっているようには見えないし、楽しそうにも見えていないのかもしれない。それが証拠に、わたしが楽しく物事に打ち込んでいる様子を見た妻がよく「それ、楽しいの？」とわたしに聞く。

「時間を掛けないとできないこと」というのは、自分にとって「時間を掛けないとできないこと」なのであって、他の人から見た話ではない。
「身につく」というのは、結局そういうことかと思う。