古いラズパイ(Wheezy等)では、/etc/network/interfaces と /etc/resolv.conf の2つのファイルにネットワーク設定を記述する。最近のラズパイのネットワーク設定とは記述ファイルが異なる。
すっかり忘れていたのでメモしておく。
固定IPアドレスで、有線接続する記述例
ラズパイのIPアドレスを192.168.0.100 とし、ルータIPアドレス(ゲートウェイ側)を192.168.0.1とした場合
/etc/network/interfaces
auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet static address 192.168.0.100 netmask 255.255.255.0 network 192.168.0.0 broadcast 192.168.0.255 gateway 192.168.0.1 dns-nameservers 192.168.0.1
ルータのIPアドレスの末尾(4桁目)を0としたものが networkになる。同じくルータのIPアドレスの末尾を255としたものがbroadcastとなる。netmaskは基本的に255.255.255.0 である。
ネームサーバアドレス(ルータのアドレスと同じ)を以下ファイルに記述
/etc/resolv.conf
nameserver 192.168.0.1
再起動後、設定が有効になる。
補足
当初 /etc/network/interfaces のみを書き換えただけだったので、インターネットにつながらず悩んでいた。/etc/resolv.conf への記述をしていなかった。
最近のラズパイは、/etc/dhcpcd.conf、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf、/etc/network/interfaces の3つのファイルでネット―ワーク設定をしていたので、すっかり昔の記述を忘れていた。
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