1つの事を人生の長きに渡って続けることは中々に出来ることではない。
継続は力なり
という格言もあるくらいだから、昔から尊ばれることだったのだ。
しかし、20年以上勤めた職場を去ってふと感じたのは勤続10年、20年、30年……それって奴隷だった期間なのではないか?ということだ。
確実に奴隷だったと言い切ることは出来ないし、そう常に思っているわけではないのだが、ふと一瞬だけ感じたのだった。
「奴隷」本来の意味からすれば、わたしは奴隷とは言えないだろう。
勤続20年間人格が否定されてきたわけでもないし、生活が極端に制限されていたわけでもない。
奴隷という言葉が思い浮かんだついでに別の視点でも考えた。
もしかすると最近のわたしたちはSNSやGoogle、Facebookなどの奴隷かもしれない。極論すれば地球という環境から逃れられないわたしたち全員が奴隷なのかもしれない。
奴隷はきりがない。
でも自分が奴隷であることを知らない奴隷であったなら…こわいなあ。
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