15年使ったTOTOのウォッシュレット(ウォッシュレットK TCF163)を交換した。便座のみを交換できるタイプは近年少なく、便器と温水シャワー付き便座の一体型が多くなってきた。一体型は便器ごと交換になるので、高くつくし自分ではできそうもないので、わたしは便座をホームセンターで買ってくれば自分で交換できる分離式の方が好きだ。
このTCF163というタイプは貯水式というらしく便座の中に水を貯めて温水にして出すタイプ。今回貯めている部分から水漏れがあって床が濡れるようになってきたので交換することにした。(修理は出来ないとのこと)
交換したのは同じウォッシュレットKの2020年式TCF8CK66型というタイプ。ホームセンターで25080円(税込み)した。安売りしていたらしくAmazonより安かった。
自分で用意する工具はプラスとマイナスのドライバーのみ。ホース類のナットをまわす工具は購入した便座についてきたので必要なし。(ちなみにホースもついてくるので購入の必要はありません)
交換するときの問題点は一つ。
自宅の水の元栓を止めることが出来るか、という事です。
水の元栓を止める事が出来れば子供でも交換可能!(言い過ぎか)
便座交換は水の元栓を止めないとどうしようもないです。交換には1時間~2時間ほどかかるので。その間トイレの水道管から凄いいきおいで水が漏れることが気にならないなら元栓を閉める必要はないですけど。
ちなみに交換には1時間40分掛かりました。(わたしの仕事が遅いのと掃除をしながらやったのでゆっくりやるとこれ位だと思います)
いつも思うのですが、こういうのを交換しようと張り切って「30分で交換するぞ!」などと意気込んでもだいたい2時間くらい掛かっちゃうんですよね。なぜか。
最初にするのは、便座から伸びているホースの取り外し。
これはついてくるナットを回す工具ですぐに取り外し可能。
次は便座横のボタンを押して便座をスライドすると簡単にとりはずせる。便器にベースプレートというねじ2本でとまっているプラスチックプレートがついているのでこれも外すとこうなる。
15年前もわたしが交換したのだが、そのときもさらに古いタイプのTOTO製ウォッシュレットがついていた。ウォッシュレットっていつからあるのだ?と調べてみると1980年に発売されたようだった。
うちの便器も2つ穴が空いていることから、もうかれこれ40年ほどつかっているのだろうか?歴史のある便器である。
この穴にベースプレートをつける。
ベースプレートはこんな感じ。(便器サイズに応じて位置決め用紙も付属している)
便器の2つ穴には、ゴムパッキンがついたネジ部を差し込む。
これを差し込むのが一番大変だった。(力がいるので)
左右交互に徐々に入れないとうまくいかない。
差し込んだらネジを仮止めして便座をつけて位置をみるだけ。便座の位置が問題なければネジを止まるまで回して本止め。このネジ長さが10cmくらいあってかなりプラスドライバーを回すことになります。(これも疲れた)
取り付け後。
バケツが置いてありますが、ホースを外したときに水が少しだけこぼれるので受け皿です。
便座に座った感じですが、15年前のTCF163より今回購入したTCF8CK66型の方が便座が小さく感じますね。使い勝手はほぼ一緒です。おしりも洗えます(笑)
ウォッシュレットKというシリーズはTOTOのウォッシュレットで一番安いタイプ。おしりを洗うボタン類は座って右側についているタイプです。このシンプルな型がわたしは一番好きです。シンプルイズベスト!(だって15年間も故障なしだったんだから)
これ以外のタイプはリモコンが壁につくやつだったり、便座一体型の高級タイプだったり自分で交換はかなり面倒なタイプです。
できるなら10年後もTOTOにはこのウォッシュレットKシリーズを作っていて欲しいですね。東洋陶器さん!(TOTOの旧社名)
で、わたしが感謝したいのはこちら。
15年間頑張ったTOTOウォッシュレットK(TCF163)です!
わたしは自分で交換したものには、本体の見えない部分に交換日付と値段を書いておく癖があるのですが、15年前にここに書いてありました。
2005年の4月30日にホームセンターの山新で29800円で買っていますね。(新聞のテレビ欄には先日全米優勝した大阪なおみ対アザレンカの決勝の印字が!!)
15年間もこの便座にくる日もくる日も座ってきたのかと思うと感慨深いです。
TOTOのウォッシュレットにありがとう!
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