何気ない日もあり難い

何気ない日もあり難い そういう気持ち

今日という日は二度とない」と言った人がいた。
確かに今日と同じ日は二度と来ない。

朝、きっちり昨日と同じ時分秒に起きて、昨日食べたご飯粒と同じ量のご飯を食べ、玄関をでると昨日とまったく同じ天気で同じ雲の形が見えて、通勤途中、信号待ちをしたときに目の前にいる車と乗っているおばさんの顔がまるっきり同じ、ついでに踏んづけた犬のフンはまるっきり昨日と同じ左足のかかと部分で、その犬は5m先からこっちをじっとみている…というような日は二度と来ないと思う。

しかし、今日と似た日はきっと沢山あるに違いない。
人間の感覚なんであいまいなものなので、あれっこんな日なかったけ?という日は今までもこれからもあるに違いない。
わたしなど休みの日にボォーっとしていることが多いのでなおさらだ。あまり変わり映えのない日が続く。
昨日となんら変わることのない日が続きつまらない感覚に陥っても、別の人から見ればそれは、すごくうらやましい日かもしれない。

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