マイナンバーカードを持っていれば、すぐに10万円が受け取れるのかなあ、と思いマイナンバーカードを使ったネット申請をしたのだが、思わぬ落とし穴があった。
一番の注意点は、世帯主のマイナンバーカード以外では申請出来ない、と言う点。
世帯主が世帯の家族個別の申請を決定できる。例えば、世帯主のみ給付金を申請して他の家族は申請しない、という決定も世帯主ができてしまう。(もちろん、その逆も可能)給付金の振り込み口座も申請の時に指定するのだが、基本的に世帯主名義の口座となる。仲の良い家庭であれば、問題ないだろうが、仲の悪い家庭での申請が危ぶまれると感じる。
新型コロナ肺炎対策として政府が実施中の特別定額給付金(10万円もらえる制度と言った方が分かりやすいかも)の申請を受けるためにマイナンバーカード(以降マイナカードと記述)を作ろうとする人が増えている。
しかし、マイナカードを作っても以下の点に注意しなければ申請ができない。
詳しくは、総務省のサイトで確認できる。
パソコンで申請する場合
マイナンバーカード以外に、ICカードリーダが必要。
(理由)ICカードリーダは、マイナカードのICチップを読み取るために必要だから。
ICカードリーダはこんなやつ。(最近のパソコンであれば、ドライバ無しで認識されます)
ここにマイナカードを差し込む。
スマホで申請する場合
マイナカード以外に、マイナポータルAPというアプリをインストールする必要がある。
しかも、マイナポータルAPに対応したスマホはこちらの機種のみ
もしあなたが、マイナカードを特別定額給付金の申請に使うためだけに申請するなら、上記注意点をよく確認してからにした方が良い。
ちなみにわたしはたまたまICカードリーダを持っていたので、パソコンで申請をした。
申請に要した時間は20分ほど。指示にしたがって進めば特に難しい事もない。住所入力や世帯主や同居家族の氏名などを入力した。終わるとぴったりサービスというところから登録メールアドレス宛に受付番号や申請書類の控えなどがメールされる。
わたしは3年ほど前にマイナンバーカードを作った。理由は確定申告が楽にできるかと思ったからだったのだが、ネットから普通に確定申告書類を作成して印刷したらとくにマイナンバーカードの必要性を感じなかったので使う機会がなかった。今回はじめてマイナカードの利便性を感じた。だが、マイナカードだけでは便利には使えないことも良く分かった。
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