【写真/2014年4月23日 サイト上でBASICを実行できる「Applesoft BASIC in Javascript」】
プログラミングの入門書では、大きく取り上げていない事柄だが、わたしが大事だと思っている事が一つある。
それは、定数部分は全て変数で置き換えて記述が可能ということだ。
わたしは初めて目にしたとき、発見したような気になった。
最初に見たプログラムは何回実行しても画面に「HELLO!」と同じ結果が出力されるこんなプログラムだった。
10 FOR I=1 TO 5 20 PRINT "HELLO!" 30 NEXT I
何度実行しても5回出力される。
次に見たプログラムは、ユーザが入力した数値によって出力結果が変化するものだった。
10 INPUT "Number? ";N 20 FOR I=1 TO N 30 PRINT "HELLO!" 40 NEXT I
このプログラムの20行目(かつてのBASICというインタプリタ型のプログラミング言語です)がわたしには衝撃的だったのだ。
数値で書くところを変数のNで書くことが出来るということが、凄い事のように思えた。
ああ、これならどんなことでも出来るなぁ、などと思った。
しかし、まあ、どんなことでも出来るようにはなっていないが。
このBASICプログラムのように定数部分は全て変数で書くことも出来るのだ!ということの発見は、プログラミングを始めた人にぜひ体験して欲しいことの一つであり、またプログラムを作る上で大事なことだとわたし自身は勝手に思っている。
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