以前みて感動した映画や本などを内容を忘れた頃にもう一度見ることがある。
当時のように感動するものもあるにはある。しかし中には「あれれ?こんなにつまらなかったかなぁ」と感じるものもある。
「こんなにつまらなかったかなぁ」が最近とみに増えてきた。
もしかするとインターネットに日々触れている事が原因ではないか。
インターネットは刺激が強すぎる。
キャッチーな言葉で巧みに引き寄せられて、気がつけば次から次へと刺激的な記事や動画を求めてネットの海を一人さまよっている。
気づけば夜更けである。
インターネットを使えば、以前なら1年かかっても触れることが出来なかったような刺激的な情報にわずか数時間で触れることが可能だ。
こんな過ごし方を毎日していたら、数年後にはちょっとした事では何一つ表情が変わらない人間になってしまうのではないだろうか。
我ながら危惧してしまう。
《情報を処理する》というのはコンピュータの役割だろうが、わたしたち人間も情報を処理しなければ日々生きてはいけない。
刺激のある情報を処理し続けた代償はどんなものだろう。
近い将来その答えが出るかも…いや、すでに答えは出ているのかもしれない。
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