ゴールデンウィークが明けてから裏山の落ち葉がたまった所や草刈りをした草を重ねて置いてあるような所に荒らし跡がある。イノシシほど勢いがないらしく地面の表面だけめくれている感じなのだ。
一体どんな動物の仕業だろうと思っていた。
こんな感じで微妙に土がほってある。
ここも。
分かりにくいがこちらも少しだけ土が掘ってある。
たまたま裏山の景色を撮ろうとカメラを構えていたら自分の横で何かがのそのそ動いていた。
アナグマだった。
このまま奥に消えていった。
多分わたしの存在に気づいて逃げ出した感じだったのだが、あまりに動きがゆっくりとしていたのでわたしは「カワイイ」と思ってしまった。
あんなに浅く土をめくってもミミズぐらいしか出てこないんじゃないかと思っていたが、実際に「アナグマは落ちた果実や地中のミミズを食べる」と以下のサイトに書いてあった。
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アナグマの肉は美味である、と狩猟の本に書いてあったので捕まえたら食べてやろうなどと考えていたのだが、アナグマと面して「カワイイ」と思ってしまったわたしは多分一生アナグマを食べられないかもしれない。
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