2009年 6月 の投稿一覧

午前3時の無法地帯/ねむようこ(著)

自己評価:★★★★☆
午前3時の無法地帯  (1) (Feelコミックス)
タイトルをみて気になって買った本。
絵柄がゆるいところも魅力です。
パチンコ専門のデザイン事務所に勤務するももこが主人公。
主人公ももこの職場は正直言って最悪です!午前3時なのにパチンコ台よろしく全員稼働中!!!
自分だったら即辞めるだろと思いながらも、読んでいくうちに「なんか悪くないかも」 「仕事っていいかも」などと考え始める自分がいました。
やりたい仕事って人それぞれだとは思いますが、やりたい仕事の前に、目の前の事をきちんとこなしているのだろうか、と考えさせられることがこの漫画の中には出てきます。
やはり、仕事って3年は続けてみないと分からないものですね。
〓武田〓

こわかった体験談

人は、一生自分を自分の目で見ることは出来ない、と言われています。
小学生の頃。たぶん夏の夜だったと思います。
私の家は築100年になろうかという古い家でしたので、夜にお茶の間からトイレに行くためには、座敷の前にある暗い縁側を通って行かなければなりませんでした。
怖い話やテレビ番組などを見聞きしたあとにトイレに行くことは、当時の私にとって非常に勇気のいることでした。
座敷には様々な日本人形なども飾ってあり、それがまた怖さに拍車をかけていました。
トイレの前には洗面台があり、父が髭など剃るために使うであろう鏡がかけられていました。
当然、用をたし終えてトイレから出た後は、洗面台の前に立ち手を洗うのですが、その時鏡を見ないわけにはいけません。
その時、なぜか私は鏡の中の自分と目が合いました。
「鏡の中の自分と目が合う」といった言い回しも変な表現なのですが、確かにその時鏡の中の自分と目が合ったのです。
最初は無表情な顔をしていました。
自分はこんな顔をしているのか、と思った瞬間、何か幽霊でもみたかのような気持ちになり、怖くなってきました。わざと顔の表情を変えてみたり、おどけた顔をしてみました。
その顔は、どことなく普段見ている父の顔に似ていました。
鏡の中で笑顔を作りながら思ったことは、これは本当に自分の顔なのだろうかという疑問です。
何か違和感を覚え、不自然な気がしたのです。
その時はそれで終わりました。テレビのコマーシャルの間にトイレに行っていたのですから。
最近この体験を思い出すことがありました。
当時感じた鏡の中の自分に対する違和感の正体は、鏡の中の自分に対してではなく、自分の存在そのものに対してだったのではないかと思います。
「自分」というものが存在している事が、怖くなったのだと思います。
〓武田〓

漫画ワンピース

人を信じることより、自分を信じることの方が難しいものだ、と感じる今日この頃です。
今なぜか週間少年ジャンプにあの「こち亀」に次ぐ連載を続けている漫画「ONE PIECE」(ワンピース)をある方にお借りして読んでいます。
私はこの漫画に対して「体が伸びるゴムゴム人間が活躍する物語」のイメージしか持ち合わせていなかったのですが、読んでびっくり!絵の調子とは裏腹に友情とか信念とか愛とか…熱いメッセージが伝わる物語ではありませんか。やはり、何でも食わず嫌いはいけないですね。
「ONE PIECE」の第11巻の最後で主人公のモンキー・D・ルフィが処刑台で首を切られそうになるシーンがあり、切られると思った瞬間、なぜかルフィは笑います。このシーンが私は凄くクールに感じました。
死を前にして一瞬で受け入れることは、普通出来ないと思います。なぜなら、人はこの世に未練がある生き物ですから。
まあ、こんなうんちく並べずとも、この漫画「ONE PIECE」面白いですね。ワクワクします。
しかし、「迷い」を捨てることは難しいです。
〓武田〓