面白かった本(その他)

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本の感想:告白/清原和博

本書に救いはない。あるのは淡々とした清原の告白のみだ。 薬物所持で逮捕された後、更生の道を歩む清原和博への1年にわたるインタビューを1冊の本にまとめたのが本書『告白』である。 甲子園のかつてのスターであり、プロ野球ではここぞというときにホー...
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本の感想:悲しいとき

「悲しいときー。バイバイしようとしてふり返ったらもうだれもいなかったとき」などと1人が叫んだあと、もう1人がスケッチブックに描いた絵を見せつつ同じセリフを叫ぶ、というシンプルな芸が《いつもここから》のデビューネタだった。 悲しいとき いつも...
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本の感想:フランス人は10着しか服を持たない

フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣 ジェニファー・L・スコット(著) 本書にたびたび登場する言葉のが「シック」という言葉だ。 シックは、”chic”と書く。 日本語だと「上品で洗練された」とか「粋な」...
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本の感想:青春日記 第5部/石川フミヤス画

わたしはこの漫画本で、かつて日本に貸本マンガというジャンルがあったことを知った。
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本の感想:ショートショートの花束9

ショートショートの花束9 阿刀田 高・編 本書の装丁は、一見わたしが高校時代によく読んだ星新一や阿刀田高の単行本を彷彿させる。 本書は、「小説現代」のショートショート・コンテスト入賞作品を60編集めた単行本の中の1冊である。 60作品とも全...
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本の感想:ときめくカエル図鑑

ときめくカエル図鑑 高山ビッキ(著) みなさんはカエルがお好きですか と始まる「はじめに」の冒頭。 もちろんカエル嫌いならこの本は手に取らないだろう。 カエルってこんなに綺麗なんだ!とわたしは本書を見て思った。本当にこんな色や模様なの?とい...
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本の感想:プログラミングのはじめかた

プログラミングのはじめかたUnityで体験するゲーム作り あすな こうじ(著) わたしは特に4章の「面白い」と感じるのはどういう時だろう、という問いに対する著者の答えにはハッとさせられた。 本書は3章「はじめてのゲームづくり」と4章の「はじ...
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本の感想:99.9%は仮説

99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 竹内 薫(著) 「飛行機が飛ぶしくみは、まだわかっていない」という冒頭の言葉に驚きを禁じ得ない。 「わかってないけど飛んでる」のが、飛行機なのだそうだ。(空飛ぶジェット機がちょっと怖い) ...
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本の感想:「なんでシュートしないんだ!」では子どもは育たない

「なんでシュートしないんだ!」では子どもは育たない 宮澤ミシェル(著) 2014年ブラジルW杯日本代表の1勝2敗という結果に対して「メディアや解説者、指導者がシステムを重視しすぎるせいで、選手が頭でっかちになっている」という分析は今の日本人...
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本の感想:本当の旅は二度目の旅/谷村新司

本当の旅は二度目の旅 谷村新司(著) コンサートでのトークが上手である、という情報を少なからず知っていたが、それは本当だと感じたのは、「はじめに」の冒頭部分を読んだ時だ。 いつのまにかさまようことから少しずつ離れ始めてしまう。でも心ではいつ...