2015年1月の上海情報【4】

上海旅行4日目!と言いたいところですが、わたしたちの3泊4日プランは最終日の4日目が

朝6時起床 → 空港へ

というプランだったため、4日目はほとんど観光していません。
なので、今回の上海旅行で印象に残った文化の違いやエピソードなどを紹介したいと思います。

上海はテーマパーク

東京ディズニーランド同様、上海もテーマパークなのではないかと思いました。
演出している感があります。

地下鉄に乗って南京東路に向かう途中は、レジ袋が風に乗ってかなり飛んでいました。タバコやつばや痰が町中に落ちていました。(と言うか、目の前を歩いている人のたばこや痰の爆撃に遭う事もしばしば。かなりフットワークが良くなります)
ところが、南京東路の大通り(観光客向けのショッピング街)に入ったとたんゴミが少ないのです。それもそのはず、ディズニーランドよろしく捨てたゴミをさっと回収する人達がもの凄く多いのです。(すてた瞬間、彼らは来ます!)

意外に英語は通じない

英語は世界共通語、などということは決してありません。
ホテルやレストランでも英語を話せる人が一人いればいい方です。日本人は英語で話し掛けられると赤面してしまうようなことがありますが、こちら中国でも多々ありました。

繁華街は中国が共産主義であることを忘れる

百貨店やコンビニ。街を闊歩するおしゃれな服を着た若者たち。(きっとユニクロじゃないです)地下鉄では乗客はほとんどスマホをいじっている。(しかも、iPhoneの割合が妙に高い)買い物などをして感じることは資本主義国家の様だと言うことです。

親切な人も多い

これは日本のマスコミのせいかもしれません。なぜなら、中国はとんでもない人達の集まりだと喧伝しているからです。ただ、親切さが高倉健並に不器用かもしれません。
地下鉄でわたしの子供たちは、何度か席を譲られました。譲り方が、「どうぞ」という雰囲気ではなく「ほら、ここに座れ」といった感じ。無言ですっと立ち上がる人もいました。
わたしが街で立ち止まっていると、後ろから来た人に背中を叩かれました。わたしは手袋を落としていたのでした。(必要最低限の注意の仕方なのかも)

若いカップルはいちゃいちゃしている

高層ビルに乗ったときのこと。多くの人は、ビルから見下ろす景色を見たり写真を撮ったりしているのですが、若いカップルは座り込んでキスしたりしていました。(景色を見ろよ。景色を)でも、日本も同じか。

お土産物屋には値札が無い

あなたが、「やりとりを楽しむ派」であるなら中国は面白い国です。しかしあなたが「買い物を楽しむ派」であるなら買い物自体がストレスになるはずです。
常に「いくら?」と聞かなければならない上、それが適正な値段かどうか不安になるからです。本来買い物とは、自分がそれでいいと思った値段で買えばいいわけです。値段交渉が出来るということは自然なことなのかもしれませんが、日本の買い物に慣れた人にはきっとストレスでしょう。

買ったのは3品。レシートの印字は4品

おやつに小籠包などの飲茶を食べたときのことです。色々な食べ物が並んでいたのですが、買い方が分らず、近くにいた店員のおじさんにこれが欲しいと指差しで注文しました。レジで支払った後、セルフなのにも関わらず、おじさんが席まで食事を運んでくれました。親切だなあ、と思ったら目の前で何やら言いつつレシートを半分に破り捨てました。気になっておじさんが破ったレシートを見たら、なんと買ったのは3品なのに4品分の印字が。一品一品の価格も表示されていたものより少し高い気が。レジまでいってさっきのおじさんに文句を言ったら、「わかった。わかった」という感じで笑いながらもう一品持ってきました。(お金は返さないのね)
おじさんとしては親切代として自分の小遣いにしようとしたのかもしれません。
しかし、うかうかできません。(でも、わたしはこうした経験大好きです!)こういったことが許せない人は、中国に行かないほうがいいかも。

観光客も多いが、中国人も多い

上海特有なのかもしれませんが、観光客が多く集う店にも中国人客が多くいて買い物をしていました。今回これが一番興味深かったことです。中国の人は買い物が好きなのかもしれません。(値段交渉万歳!)

以上がわたしの上海旅行3泊4日です。

これらを読んで、上海や中国にどんなイメージを持たれたかは分りませんが、行ってみないと分らないことは多いと思います。レシートをちょろまかすおじさんなどは、嫌な思い出として記憶に残りそうですが、実はそんなことはなく、後から家族でいい笑い話になりました。

旅行は、文化の違いや生活習慣の違いが一番面白い部分です。
「荷物を運ぶのが面倒なので、階段の上から旅行バックを落として運ぶ」などは、ふだんのわたしには思いつかない想像力でした。
またどこか行ってみたくなります。

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