2014-03

そういう気持ち

父が最後に教えてくれたこと

わたしは父が嫌いで実家を出たが、父から教わったことは多い。
長崎瞬哉(詩人)

あたりまえの句:あなたとわたし

あなたには わたしの気持ち わかんない
長崎瞬哉(詩人)

俳句:夢

夢うつつ いつか忘れる 良句かな 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

川柳:ダルマ

ダルマの目 いつまでたっても 片方だ 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

川柳:人生

たどり来て いまだ山麓 折り返し 長崎瞬哉/四十も半ば
長崎瞬哉(詩人)

川柳:先生

先生の 説教だれも 聞いてない 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

川柳:雑音

雑音を 聞かぬあなたの 鎖国かな 長崎瞬哉
言葉

少年老いやすく、を知る頃は

少年老いやすく、学成り難し この言葉を知る頃には、既にわたしたちは少年ではなくなっている。
そういう気持ち

自分が理解していないことは伝わらない

【写真/2014年3月4日 中吉 - 自分が理解していないことは、どんなに工夫しても伝わらない。】 上野駅のトイレに入った。 長野新幹線を降りて常磐線特急に乗り換えようと長いエレベーターを上った所にあるあまり目立たないトイレだ。
そういう気持ち

生意気な人生

高校生くらいの花束を手にした一団とすれ違った。 卒業式だったようだ。 ふっと自分の高校時代を思い出した。 卒業式の日、最後のホームルーム。 先生はクラスの全員を教室の後ろに立たせて、一人一人に何か一言を促した。