誰もやらないのなら、やろうかな

痛くない注射針を発明した岡野雅行氏(岡野工業株式会社代表)の講演会を聞きにいったことがある。その時、印象に残ったのは「こうすればいいよ、という成功者の話を聞いて、それを実践するのは、1000人いて1人いるかいないかだ」という言葉だ。

岡野雅行氏は、糖尿病治療に使う注射針の開発に携り、多くの糖尿病患者の「痛い注射」を「痛くない注射」に変えた人だ。この注射針は、テルモから発売されているが、糖尿病患者の治療が劇的に変わったと言われている。岡野氏がこの注射針の開発に着手する前、世間からは絶対に無理だ、と言われていた。無理だといわれたことに挑戦し、出来ないを出来るに変えた人が岡野氏だ。
わたし自身は岡野氏などには遠く及ばないが、岡野氏のように「無理そうな事」や「他人がやらなそうな事」には凄く興味を持ってしまう。他人から見て「無理そうな事」や「無謀そうな事」に一人ワクワクしてしまう所があって、傍目には明らかに変な人なんだろうと思う。

わたしが岡野氏の講演で聞いた言葉、

「こうすればいいよ、という成功者の話を聞いて、それを実践するのは、1000人いて1人いるかいないかだ」

は、わたしの中では、何かに「挑戦」する理由になっている。

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