海の石:想像していたものと違う

海の石 そういう気持ち

わたしは海でユニークな穴あきの石を拾った。
どうやってこのような穴があいたのかは、長い年月のみぞ知るということなのだろう。
その石は色々な方向からちょうど指先が入るほどの穴があいていた。

わたしは、その石を見つけた瞬間「ペン立てになる!」と頭の中で思った。
家に帰ってから海の石を丁寧に洗って、ペンやハサミをその石に立ててみた。

穴は実際にはどの方向からも3つはあいているのだが、穴の深さが浅くて2つしか立てることが出来ない。
しかも穴の角度がまちまちで(まあ、それがいい味を出しているとも言えるのだが)ペンを取る時に使いにくいことが判明した。
電話機のとなりにでもこの石を置いて<ペン立て>として使おうかと考えていたのだが、使いにくさを考慮してあきらめた。
想像していたものとは違っていた、などとということは、日頃買い物などをしていてもよくあることだ。
年を取っても、どうしてこの<想像>と<現実>との溝は埋められないものだ。
もっとも想像していた通りに事が運んだとしても、人生それが面白いかと言えば別だが。

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