地球ごっこ

子供会の行事があり、みなで大洗(茨城)の海に行った。
天気は曇り空、午後から雨の予報である。海はこれから潮が満ちてくる時間帯だった。
子供たちは大人たちのあまり乗り気でない気分をよそにかなりはしゃいでいた。
わたしも子供のようには走り回ってこそいなかったが、かなり心ははしゃいでいたと思う。
2012-10-28 at 10.14.15
【写真/2012年10月28日10時14分15秒 茨城県大洗町の海】


海はみているだけであきない。
打ち寄せる波は地球と月とその引力とが関係しているのだが、そんなことは知らなくても今まで波が届かなかった場所にあらたな波が打ち寄せれば心は歓声をあげる。
最初は靴をはいて波から逃げていた子供たちも、いつのまにか靴を脱いではだしになっていた。
なかにはすべってズボンやパンツまで濡らしてしまう子供もいる。
わたしの子供たちも腰の下は完全に塩水につかってしまった。
波は引いたあと、逆襲のように大きな波になって帰ってくる。
引力が…などと言わなくても面白い。
引き潮に足が砂にうまる感覚は地球に引きずり込まれていくようだ。
からだ全体で地球と遊んでいるような不思議な気持ちになった。
人も自然の一部なのだからそう感じるのだろう。

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