初級編のつまらなさ

コンピュータ関係の本で「初級〜」と名のつくもの程つまらないものはない。
多くの初級編にお世話になったわたしが、こういうことを言うのも失礼だとは思うが、本当の話だ。

C言語などのプログラム関係の本は毎年のように出版される。「〜初級編」と名のつくもの、「世界で一番簡単な〜」などと名のつくもの、「10日でわかる〜」など様々だ。
サンプルプログラムと称して色々なプログラムが掲載されているのだが、これらがかなりつまらない。
こんなもの作ってどうするの?といったものばかりだからである。
自分で使いそうなものを作ることに挑戦すると力がつくように思う。
他人からはこんなものつくってどうするの?でもいいので自分が使いそうなものを作る事が上達の秘訣。
作る過程でいろいろと身につく勉強ができるから。

それに自分が使いたいと思うものを作るということは、最低限一人のお客さん(すなわち自分)がいることになる。
一人のお客(つまりは自分)のために一生懸命モノを作る。
物事の上達の秘訣は<誰かの為に何かをする>なんだろうけれど、<自分の為に自分が何かをする>でもいいのではないだろうか。
その方が人生素直に生きていけるように思う。

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