「オンライン」のその先

オンラインゲームには近づかない

一人で画面に向かってゲームを行うものをあえて「オフラインゲーム」と呼ぶとすると、昨今は、MMORPGがはやりだ。
MMORPGは、日本語にすると「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」などと訳される。一般にオンラインゲームと呼ばれるものがこれだ。

わたしは一度もこのMMORPGをプレイしたことがない。わたし自身は、やってみたいと思うのだが、これ以上パソコンに向かっている時間を増やしたくない為、あえて「オンラインゲーム」と呼ばれるものに近づかないようにしている。
パソコンに向かっている時間を増やしたくない理由は、単純な理由で「目が悪くなる」からだ。

時間と情報量

インターネットに触れていると時間が立つのが早い。
いつの間にか、自分が意図していないホームページを閲覧している時がある。10年前と比べて、現在わたしたちが得られる情報量はどれ位増大したのだろう。

以前なら図書館で何日もかかって得た情報が今は一瞬だ。
きっと単位時間あたりにわたしたちが得られる情報量は、10年前と比べて100倍をゆうに越えているに違いない。

これほどの変化を、生まれつきインターネットを持っていなかったわたしたちの世代は、受け入れることが出来ているのだろうか。

生まれつき、インターネットに当たり前のように触れてきた世代と途中からインターネットに触れるようになったわたしを含めた世代との格差はこれからどうなるのだろう。

自分の能力が上がったと思わせる装置

わたしはインターネットを使って思うように情報が得られたとき、例えようもない快感に襲われることがある。

例えるなら、インターネットは、「自分の能力が上がったわけでもないのに、自分の能力が上がったと思わせる装置」、と言い換えてもいい気がする。
しかし、この例えは、わたしを含めたインターネットに途中から触れるようになった世代にのみ該当するだけだ。だから、わたしが心配しなくても、新しい世代は、インターネットの次を淡々と生み出していくに違いない。

ずっと生きていられるのなら、「その先」を見てみたいと思う。

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